こんにちは^^
プロセラピストの鐘ヶ江(かねがえ)です。
老化の原因は様々ありますが、大きな要因の一つにホルモン分泌量の変化があります。
ホルモンの中には若返りを手助けしてくれる「5つの若返りホルモン」があるのですが、残念ながらその分泌量は加齢と共に減少してしまうのです。
それに対して老化を加速させるホルモンの分泌量はあまり減りません。
欲しいものは減って要らないものが増えるという悲しい現実^^;
この影響で相対的に私たちの身体の中は老化ホルモンが多くなってしまうので、何も抵抗しなければどんどん細胞が劣化して老いていくという訳です。
しかし、ホルモン分泌というのは身体の状態に合わせて増やしたり減らしたりしているので、
若返りのホルモンが減ってしまう理由は必ず存在しています。
そのカギとなるのは腸内環境と酵素です。
酵素により腸内環境を整えれば内臓の機能が復活して、ホルモン分泌もしっかりと行えます。
若返りホルモンが正常に分泌されればいつまで若くいられるのです。
「あの人全然老けないな」という方はそうしたホルモン分泌も若々しいので、肌細胞も元気になり、たるみのないハリやつやのある肌をしているのです。
ということで、今日はホルモンの原理を知ってもらった上で、その解決法となる酵素アンチエイジングをご説明させて頂きます。
目次
アンチエイジング効果のある5つのホルモンとは?
若さを保つ効果のあるホルモンは以下の5つです
- テストステロン(男性ホルモン)
- エストロゲン(女性ホルモン)
- DHEA(様々なホルモンの元)
- 成長ホルモン(成長・修復・代謝)
- メラトニン(睡眠に関わる)
エストロゲン、テストステロン、DHEAはコレストロールを原料に作られるホルモンで、消化酵素で分解されにくい性質を持っています。
成長ホルモンとメラトニンはアミノ酸が繋がった構造のホルモンです。
消化酵素で分解されやすい性質を持っているので食事などでは補給できないので生活習慣を整える必要があります。
これらのホルモンは20代~30代くらいで減り始め、40前後では4分の1くらいまで減少するホルモンもあります。
では順番にそれぞれのホルモンの特徴をお伝えします。
テストステロン(男性ホルモン)
- 筋肉・皮膚・骨などの形成に関わる
- メタボ予防の効果や造血作用(男性の方が女性より赤血球が多い)
- 女性ホルモンは年齢と共に失われていき、その分を男性ホルモンで補っている
- 女性のテストステロンの量は男性のわずか10分の1程度(それでも女性ホルモンより多い)
- 女性の場合はテストステロンは副腎で作られており、65歳以上になるとテストステロンは男性も女性も量は同じ程度になる
テストステロンが減少すると筋肉が減少しやすく、脂肪がつきやすくなります。
女性も女性ホルモンが減少すると男性ホルモンが必要になります。
エストロゲン(女性ホルモン)
- エストロゲンは皮膚の結合組織であるコラーゲンの生成に関わっている
- 抗酸化作用もあるので活性酸素による臓器へのダメージを防ぐ
- 骨の維持にも関与するので、骨粗しょう症の予防にもなる
- アルツハイマーの予防
- 「大豆イソフラボン」がエストロゲンと似た働きをする
- イソフラボンはエストロゲン不足を補い、女性の若々しさを保つのを手助けする
エストロゲンの減少は肌荒れやしわたるみの原因になります。
女性が美しさと若さを保つためにも必要不可欠です。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
- DHEA は全てのホルモンの元
- 女性は女性らしく男性は男性らしくなれる
- DHEAの血中の量はテストステロンの100倍~500倍
- 精巣だけでなく筋肉でもDHEAはテストステロンに変換されるので、筋トレや運動により女性でもテストステロンを維持することは可能
DHEA は「マザーホルモン」とも呼ばれており、テストステロン(男性ホルモン)やエストロゲン(女性ホルモン)など50種類以上のホルモンの元となっています。
アフリカ民族が食べているヤムイモにはDHEAが大量に含まれており、彼らの身体能力の高さからもその効果が伺えます。
しかし日本にある山芋とは種類が違うので、日本人がヤムイモを食べてもDHEAを分解・吸収する腸内細菌を持ってないので同じ効果は得られないといいます。
成長ホルモン
- 睡眠中に視床下部から送られるシグナルに反応して、脳下垂体から分泌される
- 人の成長に欠かせないホルモンだが、成長が止まった後も分泌されている
- 脂肪の分解、コレステロールのコントロールをする働きがある
- 成長ホルモンが出ないとLDL(悪玉コレステロール)が増える
- 相対してHDL(善玉コレステロール)は減少する
- 動脈硬化が進み様々な病気の元になる
- 成長ホルモンが減るとインスリンの働きも悪くなる
- 筋肉・骨・皮膚にも関与するので皮膚の乾燥などが起きやすくなる
- 空腹で分泌量が増える
脂肪やコレステロールの調整をしています。
コレステロールの影響で動脈硬化になりやすいのも要注意です。
血管年齢は老化に関して非常に重要なヨウ素の一つです。
血管についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓↓↓
毛細血管のゴースト化で老化が加速?酵素で血流アンチエイジング
メラトニン
- 脳の松果体から分泌される睡眠と覚醒に関わるホルモン
- 私たちの脳には「老化時計」みたいなものがあり、メラトニンの分泌量がそれに直結していると言われている
- 活性酸素の害を減らしたり、シミ予防の効果もある
- 成長ホルモンの分泌も促してくれる
メラトニンは睡眠に関わるホルモンなのですが、睡眠の質と老化は直結しますのでメラトニンの正常な分泌は健康と若さには欠かせません。
以上が5つの若返りホルモンのそれぞれの効果や特徴です。
どのホルモンも重要な機能ですが、20歳を過ぎたら分泌量の減少が始まり、40歳ではその量は4分の1ほどにも減ってしまいます。
若返りホルモンが減る理由はストレス
これら5つの若返りホルモンが減ってしまう理由はストレスです。
人間の身体はストレスが溜まると副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されて、緩和するように出来ています。
しかし、ストレスが続くようになるとコルチゾールを分泌し続けることになるので副腎が疲弊して機能しづらくなってきます。
機能が低下した副腎はDHEAを作る効率が下がるので体全体の若返りホルモンの量も減ってしまうので老化が加速します。
その他の必要なホルモンも減ってしまうので、代謝が落ちて太りやすくなったり、肌トラブルが増えたり、体調不良や免疫力の低下にも繋がってしまいます。
副腎をストレスから守るには腸の炎症を抑える
腸内環境が乱れると活性酸素が発生することで慢性的に炎症が起きます。
すると、副腎はコルチゾールを分泌して炎症を抑えようとします。
しかし、現代人の腸内環境はとても悪いので、毎日過剰にコルチゾールを分泌し続けることになるので副腎に負担が掛かっているのです。
だから副腎の負担を減らして正常な機能を取り戻す必要があるので、腸活などを行って腸に炎症が起こらないようにすることがアンチエイジングに繋がります。
副腎は酸化に弱いので、活性酸素の発生を抑えて副腎を構成する細胞が酸化しないようにすることが重要です。
活性酸素は副腎以外にもすべての細胞に対して老化を加速させてしまいます。
活性酸素と老化の関係性はこちらの記事で詳しく解説してます↓↓↓
腸内環境を整えるには酵素ダイエットが効果的
副腎の負担を減らして5大若返りホルモンの分泌を促す最も効果的な方法は
「酵素ダイエット」です。
酵素の力により代謝を促して腸や副腎といった内臓の機能を取り戻してくれるからです。
腸内環境が整うことによりストレスや生活環境のせいで痛んでいた腸の炎症が収まります。
腸の炎症が収まればコルチゾールの分泌量も減るので、副腎が過剰に働かずに済みます。
休息を得た副腎は本来の機能を取り戻して若返りホルモンDHEAを分泌。
するとDHEAは身体に必要なホルモンを生成することができるようになるのです。
身体の状態に合わせて必要なホルモンを作れるので、若さを保つことが出来るのです。
筋肉や肌の細胞やコラーゲンの状態を良い状態でキープできるようになるので、酵素ダイエットは非常に美容効果の高いアンチエイジング法なのです。
ぼくはこれを「酵素アンチエイジング」と呼んでいます。
ぜひあなたの生活にも酵素アンチエイジングを取り入れて、若さと美しさをいつまでも保って頂きたいと思います。
お肌のケアをしようと思った時に
「化粧水を良い物にしようかな?」
と考えているならばそれは不十分です。
身体の中から若返りましょう^^
酵素アンチエイジングによる若返り効果についてはこちらの記事で続きを書いてますので、ぜひご覧になって下さい↓↓↓
老化の原因は腸内環境!酵素ダイエットでアンチエイジング!
あなたは「年齢を重ねる=老化」だと思ってませんか? 老化現象を全て加齢のせいにしてはいけません。 老化とは即ち身体が酸化することです。 食べ ...
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