こんにちは^^
プロセラピストの鐘ヶ江(かねがえ)です。
昔に比べてアトピーやアレルギー症状で悩んでいる人が増えましたね。
アトピーは免疫異常が原因で起きています。
アレルギー反応が誤作動してしまっているんですね。
アナフィラキシーショックという名前はたまに聞くかと思います。
これも免疫反応のエラーが引き起こしたものです。
では、リーキーガット症候群という名前は聞いたことありますか?
これは日本では、まだ一部の医者や研究者にしか知られていません。
ですが海外では研究が進んでいて、この症状を発端に、私たちの身体にとても大きな影響を及ぼしていることが分かってきています。
アトピーの研究は今もされていますし、ぼくの考えで100%治るというものでもないです。
ですが、一見聞きなれないこの症状の理解を深めることで、アトピーの悩みを軽減できる可能性はあるのです。
はっきりとした数字ではないですが、日本人の7割は大なり小なりこの症状が出ていると言われています。
知らなくてもあなたの生活の中に潜んでいるのです。
今日はぜひ、この医者でも教えてくれない知識を身に付けて、少しでも健康に近づいていただければと思います。
目次
アレルギー反応が起こる理由は?
まずはアレルギー(免疫のエラー反応)がどういうメカニズムで起こるか説明しますね。
アレルギーとは免疫機能が異常に反応している状態ということはご存知かと思います。
アレルギー症状が無い状態では、ヘルパーT細胞(免疫に関する細胞)のうちのTh1細胞とTh2細胞のバランスが取れています。
アレルギー症状が出る時はTh2細胞が暴走してバランスが取れなくなった状態です。
皮膚は本来、余計な異物が入ってこられないバリア機能を持っています。
そのバリア機能が壊れた時にアレルギーの原因物質が通過してしまいます。
それに伴いヒスタミン(生理活性物質)が分泌されます。
生理活性物質とは微量でも身体に特有な作用を示す物質です。
人間の生命活動に必要な物質ですが、大量発生すると過剰反応を起こしてしまいます。
微量でも作用するのですから、過剰に分泌したら大変そうだと想像できると思います。
簡単に説明するとアレルギー反応はこのような現象が体内で起きています。
リーキーガット症候群がアレルギーの原因かもしれない
そして、ここで興味深い事実が発見されたのです。
アトピー患者の腸内でも同じ現象が起こっているということが分かったのです。
それがリーキーガット症候群です。
リーキーとは「漏れる」ガットとは「消化器官・腸」という意味です。
簡単に言うと腸漏れです。
何が漏れるのかというと腸内にある未消化の食べ物や毒素などです。
腸壁に何らかの原因で傷が付いたり穴が開くと、そこから本来血管内に流れないはずの大きな分子の物質が漏れ出てしまうのです。
例えば、小麦などに含まれるグルテンなどのたんぱく質が、未消化の大きな分子のまま吸収されることでアレルギー反応が出ます。
これがリーキーガット症候群から誘発されるアトピーのメカニズムです。
日本ではあまり知られていないので、たぶん病院にいってもこんな名前は聞かないです。
穴と言っても微細な物なので、知らない間に症状が出ていたりします。
なんか胃腸の調子が悪いとか、便秘・下痢気味、お腹が張るかもといった病院に行くまでもないような症状ってありますよね。
実はそういった「なんか調子悪いな」の中にリーキーガット症候群は潜んでいるのです。
「調子が悪い」は病院では治せない
多少、炎症気味くらいなら人間は自己修復してそのうち体調が戻ります。
ですが、これが積み重なったり悪化するとよろしくないわけです。
これは病院に行っても治してもらえません。
病院では医者の認知していない物は直してもらえないのです。
「整腸剤でも出しときましょう」で終わりです。
現状、日本の対症療法では原因のよくわからない「なんとなく調子が悪い」は直せません。
これはセラピストでマッサージをしていても痛感することです。
例えば腰痛のお客様が病院に行くと異常はないと言われます。
ヘルニアなどの症状が無い限り病院では湿布をくれるか痛み止めをもらって終わりです。
でも、やっぱり痛いとマッサージに来られるのです。
そして、原因が解消されると腰痛が和らぐのです。
日本の医療は「なんか辛い」に対して厳しいです。
でも、痛みとは身体の発するシグナルでありヘルプ信号なのです。
これを無視しては到底健康な身体は手に入りません。
腸内環境を見直して自分の力で健康を手に入れる
さて、腸内の炎症といった不具合がアトピーに繋がるというお話なんですが、病院では根本原因を治してくれないという現状です。
あなたは医者に全て任せきりではいけないのです。
あなたは自分の健康を自分で守らなければいけません。
そのためには健康に対する正しい知識が必要になります。
間違った情報では自分を守ることはできません。
そのためにこのブログを活用していただければと思います。
腸漏れが起こる原因は私生活の乱れなど様々な要因が関係しています。
ストレスも関係しますし、一概にこれとは言えませんが食生活の乱れは直結します。
そもそも未消化の物が血中に漏れ出すというのですから、食べ物や食べ方に問題があるのは自明の理です。
あなたの食生活を見直さなければ腸内環境は整いません。
強いてはアレルギー反応を抑えられないのでアトピーも改善できないということです。
腸内環境を整えるにはまず腸内細菌のバランスを考えなければいけません。
善玉菌・悪玉菌という言葉はよく耳にすると思います。
このバランスを整えることが腸内環境の改善につながるのです。
何故なら未消化の食物が腸内で発生してしまうのも悪玉菌が原因だからです。
このバランスを整えることができればアトピー改善の足掛かりとなります。
腸内フローラ(腸内細菌のバランス)がもたらす影響は別記事に詳しく解説してますので参考にしてみて下さい↓↓↓
代謝が上がって痩せれるという流れで説明してある記事ですが、
「痩せる」=「腸内環境の改善」なのです。
代謝が良いとは痩せるだけでなく、余分な物を排出できるようになることです。
腸内の正常な細胞を傷つけているのは活性酸素
悪玉菌のせいで腸内に未消化の食物が残ると分かりましたね。
では、腸内を傷つけている張本人は何だと思いますか?
これもよく耳にすると思うのですが、身近なのにあまり意識されていません。
腸に穴をあけている原因は「活性酸素」です。
これが許容量を超えて発生してしまうと腸壁を傷つけてしまうのです。
本来なら活性酸素は毒素を無毒化するために必要な物質なのですが、これが大量発生すると正常な細胞まで攻撃してしまうのです。
これが最悪の状態まで行ってしまうと癌と呼ばれるようになりますね。
「ちょっとお腹の調子が悪い」から始まって最悪「癌」にまで行く付く可能性のある恐ろしい現象なのです。
だから腸内に穴を空けないようにするためには、活性酸素が発生させないような生活が必要となるのです。
そのような生活のことを「アンチエイジング」と言います。
美肌や美顔といった「若返り」みたいな美容用語として使われることが多いこの言葉ですが、その本質は細胞を蘇らせることです。
活性酸素によって細胞がダメージを受けるので、それを防ぐのがアンチエイジングです。
アンチエイジングがそのままアトピー改善に繋がるということです。
これについての詳細は別記事を読んでみて下さい↓↓↓
活性酸素と細胞修復の関係などを詳しく書いています。
アトピー改善する方法は健康的な食生活
腸内環境を整えたからといってアトピーが完全に治るわけではありませんが、症状が緩和されたりする可能性はあります。
アトピーに限らず様々な病気や体調不良の原因は腸にあります。
腸を整えるということは万人に対して効果のある数少ない健康法の一つです。
まず最初に私たちが出来ることは食生活の見直しです。
それこそパンを食べるようになって小麦アレルギーが増えるようになりました。
昔の日本人は当然パンは食べていなかったのです。
また、食品添加物も非常に多くなりました。
食の変化が私たちの腸にもたらす悪影響は大きいのです。
身体に溜まった毒素や老廃物はデトックス(排出)しなければいけません。
このブログではそれらをデトックスするためにファスティングを勧めています。
治療行為ではありませんが、あなたの健康にはきっとプラスになると僕は思っています。
もし、興味を持ちましたら一度ファスティングについても考えてみて下さい。
ファスティングとはただのダイエットではなく、自然な健康法だとぼくは考えています。
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ファスティングによる便秘改善効果がすごい!