こんにちは^^
プロセラピストの鐘ヶ江(かねがえ)です。
ダイエット中はどうしても空腹感が付きまといます。
出来ればお腹が減らないで欲しいと思っちゃいますよね。
でも、空腹感があなたの身体に様々な健康促進の効果をもたらしてくれると聞いたら少し受け入れようって気持ちになりませんか?
実は空腹時に体内で起こる反応には、人類500万年の進化で培ってきた生きるための生体反応が全て詰まっています。
人類は飢餓との戦いでしたから、食料が無い時に生命維持するための機能が高いのです。
食事をしなくてもエネルギーを効率的に生み出して、細胞を蘇らせることができます。
ですが現代人は飽食の時代のせいで空腹を忘れ、本来の機能が眠ってしまっています。
その身体の奥底に眠っている、DNAに刻まれた機能を目覚めさせることが出来れば、様々な身体への効果を得ることが出来ます。
空腹で得られるのはダイエット効果・美容効果・アンチエイジング効果・免疫力と様々です。
酵素ダイエットは食事を一時的に抜くことにより適度な空腹感が得られますので、これらの眠っている力を引き出すことが出来るのです。
今日話す8つの空腹のメリットの中には必ずあなたのためになるものがあるはずなので、気になったものだけでも読んでおいてくださいね^^
目次
長寿遺伝子サーチュインによるアンチエイジング効果
サーチュイン遺伝子は寿命を100歳まで引き上げることが出来るほどのアンチエイジング効果がある若返りの遺伝子と言われています。
ですが普段はこの遺伝子は眠っていて、空腹時に目覚めて活動を始めるのです。
サーチュイン遺伝子は、特に血管や皮膚細胞を保護するという特徴があります。
細胞中のミトコンドリアを活性化させてくれるので細胞が蘇り、エネルギーの代謝効率を高めてくれるからです。
そのおかげで長生きだけでなく、柔軟性の高い血管やハリのある若い肌を保つことが可能になります。
サーチュイン遺伝子は動脈硬化などの病気の予防にもなるとても大切なものなのです。
成長ホルモン「グレリン」の分泌で代謝促進
成長ホルモンは強度の高い運動をした時に増えることで有名ですが、実は空腹でも増えます。
このホルモンは骨や筋肉の成長促進作用だけではなく、代謝や脂肪分解を促進する作用もあるので痩せやすい身体になることが出来ます。
成長ホルモンは10代がピークで20歳を過ぎたら徐々に減っていくので、意識的に分泌させたいホルモンの一つです。
成長ホルモンが不足すると疲れやすさ、集中力低下、ストレスの蓄積などが起こります。
アンチエイジング効果もあると言われています。
白血球の働きが活発になり免疫力アップ
白血球にはマクロファージ(貪食細胞)という免疫細胞が居て、体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞などを食べて処理してくれています。
空腹になると血液中の栄養分が無くなるので貪食細胞もエサが無くなります。
すると飢えた貪食細胞は体内の悪い細菌を一生懸命に見つけて食べてくれるようになるので免疫が上がるのです。
病気の時に食欲が減退するのは、こうして空腹感を生み出すことによって免疫力を高めるという防御反応なのです。
野生の動物も病気になると食事をせず、じっと動かず療養すると言います。
ケトン体は脂肪を分解し脳のエネルギーにもなる
空腹時にはケトン体という物質が体内で生まれます。
ケトン体は体内の脂肪が分解されることによって肝臓で作り出され、血液中に放出されます。
つまりケトン体は脂肪を燃やしてブドウ糖の代わりのエネルギー源になるのです。
糖(グリコーゲン)には限りがありますが、脂肪は体内に蓄えることが出来るので空腹状態時の貴重なエネルギー源となってくれます。
そして、このケトン体には活性酸素を除去する働きもありますのでガン予防の物質としても注目されています。
ひと昔前までは脳関門を通過できるのがブドウ糖だけと言われていたので、糖質が足りないと脳が働かないと言われていた時代もありました。
ですが、ケトン体はこの脳関門も通過することが出来るので、ブドウ糖の代わりに脳のエネルギーとして使うことが出来るのです。
ちなみに脳関門は脳にウイルスなどが侵入しないようにしている厳しいセキュリティです。
脳のエネルギーになるということは、脳が糖質を上手くエネルギーとして使えなくなってしまったアルツハイマー患者にも改善の効果があるということです。
このケトン体とブドウ糖のエネルギーを切り替えて使うことによって、人間は飢餓状態を乗り越えることが出来るし、脳にもエネルギーを供給できるのです。
たんぱく質「CRTC」で記憶力・集中力向上
空腹時は血糖値が低い状態なのでインスリンの量も少ない状態です。
すると脳内でインスリンによって抑えられていた「CRTC」というたんぱく質が活発に働くため記憶力アップや集中力向上に効果があります。
プチ断食で朝を抜いた方が頭がスッキリすると言われるのはこの影響です。
逆に食後に眠くなったりするのは、消化のために血液が胃腸に集中するからです。
脳の血流酸素が消化のために胃腸へ流れてしまうので集中力の低下が起こるのです。
オートファジーのリサイクル効果で細胞を再生
オートファジーとは古くなった細胞をリサイクルして、新しく生まれ変わらせる仕組みのことです。
機能しなくなった細胞が蘇るのでこれもアンチエイジング効果と言えます。
オートファジーが発動する条件も飢餓状態なので、しっかりと細胞を再利用しましょう。
断食により細胞が生まれ変わるシステムはこちらの記事で詳しく解説しています↓↓↓
空腹がもたらすデトックス効果
空腹時にお腹が鳴った経験はありませんか?
あれこそが胃腸が体内を掃除してくれている合図なのです。
お腹が鳴っているのは内臓が波打って奥へ奥へと老廃物を流して、次の食事のための掃除をして準備してくれているのです。
この胃腸の運動は空腹時に行われるので、お腹が減ったと感じることはとても大切なのです。
これが便秘改善にも繋がりますので、お腹が鳴ったらデトックスしてるんだなと思って喜んで下さい^^
空腹が胃腸の動きの関係は詳しくはこちらの記事からどうぞ↓↓↓
血糖値が低い時は脂質を優先的に使う
空腹時は血糖値が低いので、その状態でエネルギーを消費しようとすると身体は身体に蓄えた脂肪をエネルギーとして使うようになります。
低インスリンダイエットはこの作用を使ったダイエットですね。
インスリンの分泌を抑えた状態なら脂肪が燃焼しやすいので痩せることが出来るのです。
血糖値の乱降下は血管にもダメージを与えるので、空腹を上手く利用して血糖値が急激に上がり過ぎないように気を付ける必要があります。
食事による血糖値の上昇がもたらす危険性や太る理由はこちらで詳しく解説してます↓↓↓
酵素ダイエットで空腹効果を最大限に発揮
あなたのお悩みにヒットするものはありましたか?
食事はもちろん大切ですが、時にはあえて抜くことも必要です。
肝臓を労わる休肝日があるように、腸を労わる「休腸日」を作ってあげて下さい。
そして内臓の休息をするのであれば酵素ダイエットが最も効果的です。
日頃働きすぎな内臓を休ませることで新陳代謝・基礎代謝を上げることが出来ます。
また、酵素ダイエットによる8つの空腹のメリットの恩恵も受けられます。
酵素ダイエットは減量効果・美容効果・アンチエイジング効果・免疫強化をもたらしてくれる究極の健康法です。
それぞれまとめてあるので、気になるものがあれば以下の記事を参考にしてみて下さい。
酵素ダイエットによる腸内環境の改善で若返り↓↓↓
腸内細菌のバランスが崩れると太る理由はこちらの記事↓↓↓
腸内環境を整えて老廃物を排出すると美肌効果があるというお話はこちら↓↓↓
酵素ダイエットで免疫アップできる理由を解説してます↓↓↓
空腹時にお腹が鳴るのは便秘改善の合図です。詳しくはこちらの記事から↓↓↓