プロセラピストの鐘ヶ江(かねがえ)です。
酵素ドリンク・酵素サプリ・生酵素と酵素関係の商品っていっぱいありますよね。
でも、じっさい何が一番いいの?という疑問も浮かんでくると思います。
結論を先に言いますと、ダイエットに最も適しているのは酵素ドリンクです。
そして必ず守らなければいけない3つの条件があります。
そのポイントを押さえれば、酵素ダイエットを成功に近づけることが可能です。
誤った認識で間違った商品を購入すると減量失敗やリバウンドの原因にもなります。
今日は酵素ダイエットで痩せる理由を知って頂いて、それを踏まえた上で、酵素ドリンクが最も適している理由をご説明します。
今から酵素ダイエットをしよう!と考えていたあなたは是非参考にして下さいね。
目次
酵素って何?どんな働き?
そもそも酵素が何かというところから簡単にご説明いたします。
酵素とはたんぱく質の一種です。
エネルギーを生み出したり、代謝を促したり体内のすべての活動に必要な触媒です。
酵素が働くことによって私たちは運動したり、呼吸したり、消化したりといった様々な活動をすることができます。
そして酵素は食物などに含まれる食物酵素と、体内で作ることが出来る消化酵素と代謝酵素に分かれます。
代謝酵素を生み出せば「減量効果+美容効果」
特に大事なのが基礎代謝や新陳代謝を促してくれる代謝酵素の生成です。
この酵素の働きによってカロリーを消費することが出来ますし、肌のターンオーバーなどが正常に機能します。
ですが、代謝酵素は体内で生成することしかできず、食品として摂取できません。
なので、酵素ダイエットでは「いかに代謝酵素を生み出すか」がカギとなります。
代謝酵素をしっかりと体内で作ることが出来れば、ダイエット効果と美容効果の両方を同時に得ることが出来ます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さい↓↓↓
酵素って何?ダイエット効果+美容効果で痩せて美肌になれる
酵素はエネルギーを生み出したり、代謝を促す働きをします。酵素が減ると代謝が落ちるので太りやすく肌荒れも引き起こします。酵素ダイエットを行うことで、体内で「代謝酵素」をたくさん作るのが減量と美容には重要です
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生酵素に効果はある?
「ダイエット効果+美容効果」を出すためには、代謝酵素が必要だと分かりましたね。
では時々名前を聞く「生酵素」には代謝酵素は含まれているでしょうか?
残念ながら生酵素には代謝酵素は入ってません。
代謝酵素は体内でしか作れないのですから当然ですね。
酵素製品に含まれている酵素とは「食物酵素」のことです。
食物酵素は消化分解をする酵素であって、その酵素が体内でそのまま使われて代謝酵素として働くわけではありません。
「酵素」と略して表記してあるので勘違いしてしまうのもしょうがないと思います。
つまり、世に売られている酵素食品は全て「食物酵素食品」が正しい言い回しという事です。
「生酵素」と付くと効きそうな気がしますが、本当に「気がする」だけです。
細かく分析・研究すれば多少効果があるかもしれませんが、誤差の範囲内でしょう。
胃酸で消化分解されるので生きている必要もない
ちなみに酵素が「生」だとか「生きたまま」という表現を見ることも多いですが、
これは加熱処理されていないことを指します。
例えば酵素ドリンクの場合は食品衛生法に従い加熱殺菌が義務付けられています。
なので生の酵素ドリンクが売られていることはありません。
丸剤にするなど熱処理をしなくてもいい商品区分で発売すれば熱処理をしないで販売することも可能かもしれませんが、実はあまり意味はありません。
何故なら生きた酵素を摂取したとしても胃酸で死んでしまうからです。
酵素は60度前後で活動を停止してしまいますが、実は酸にも弱いのです。
だから「生」だったとしても、胃を通過した時には結局死んでいるのです。
これについては詳しくは以下の記事で書いてもますので参考にしてみて下さい↓↓↓
酵素ドリンクは効果なしって本当?熱処理すると酵素が死ぬ?
酵素ドリンクは熱処理をしていますが問題ありません。仮に酵素が生きていたとしても胃酸で死ぬからです。酵素ドリンクを飲む本当の意味は、ダイエット効果・美容効果のある代謝酵素を体内で作るために飲むのです。
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酵素は体内で一度分解される
仮に胃酸を耐え抜いた酵素が居たとしても、酵素がそのまま使われることはありません。
食べた物は全て分解・再合成することで人間が使える形にしなければ活用できないからです。
もしも食べたものがそのまま利用されるとしたら、牛肉を食べたら私たちの筋肉は牛肉になってしまいます。
食物をエネルギーに変えるためには、分解を繰り返してようやくたどり着くのです。
例えば、牛肉を食べてエネルギーに代わるまでのステップは以下の通りです。
「牛肉→たんぱく質→アミノ酸→ピルビン酸→アセチルCoA→エネルギー」
こうした分解のステップを飛ばすことが不可能なのは酵素も同じです。
酵素サプリは痩せられる?
さて、それでは酵素サプリメントではどうでしょうか。
正直サプリメントでは含まれる栄養素の量が足りません。
小さなカプセルには必要な酵素量を詰めようと思っても入りきらないのです。
例えば「ビタミンC」とキウイに含まれる酵素「アクチニジン」の大きさを比べてみると↓↓
レモンなどに含まれる「ビタミンC」の分子量は「176」
キウイに含まれる「アクチニジン」の分子量は「25000」
176と25000ですから、ぜんぜん桁が違いますね。
ビタミンやミネラル等の小さな物質なら、カプセル一粒にも十分な量を詰め込めます。
しかし、酵素の分子量ではカプセルに収まり切れません。
だからサプリでは栄養素が足りず、十分な代謝酵素を体内で生成することが出来ません。
酵素サプリでは空腹になってしまう
また、サプリメントでは空腹を満たせないというデメリットもあります。
当然ですが、錠剤やカプセルを飲んでお腹が膨れるはずはありません。
これを解決するためにも酵素は「液体状」であることが好ましいです。
酵素を水などで希釈して飲むタイプなら「味・匂い」などにも脳が反応します。
すると「食事をした」という満足感を得られるので、お腹が空きにくいです。
また、サプリと違って十分な栄養素を補給できるので栄養失調になりにくいです。
酵素ダイエット中(断食中)は食事を減らすので、必要な栄養素も不足しがちです。
必要最低限の栄養素が足りていないと、脳は身体が「飢餓状態」だと勘違いします。
基礎代謝が下がったり、リバウンド、体調不良の原因になります。
これを解決するには、液状で希釈するタイプの酵素ドリンクである必要があります。
詳しくは以下の記事で解説してるので参考にしてみて下さい↓↓↓
ファスティング効果を最大限に発揮するには酵素ドリンク
さて、ここまでのお話で以下の事が分かりました。
生酵素には意味はない
サプリでは不十分
酵素ドリンクが適している
実際にぼくが飲んでいるのも酵素ドリンクです。
栄養補給・代謝酵素の元が補給できるので飢餓状態やリバウンドを避けつつ、ダイエット効果を得ることが出来ます。
ただし、酵素ドリンクの選び方には注意しなければなりません。
間違った酵素ドリンクを選ぶと効果が出ないばかりか、リバウンドしてしまう可能性がありますので注意して下さい。
正しい酵素ドリンクの選び方
酵素ドリンクを選ぶための基準は以下の3つです。
①完全無添加であること
②たくさんの素材で作られていること
③糖質などが加えられてないこと
以上の基準が満たされていないと酵素ドリンクとは言えません。
①完全無添加であること
まず理由として、食品添加物が使用されていると体内の酵素を消費してしまうからです。
代謝酵素でダイエットをしたいのに、添加物という毒素を無毒化するために酵素を無駄に消費してしまうのです。
②たくさんの素材で作られていること
また、たくさんの素材で作られていないと栄養素も足りないですし、酵素の元となる成分が足りないので体内酵素を上手く増やせません。
③糖質などが加えられてないこと
そして糖質などで薄められていると単純に栄養素がその分損なわれます。
代わりに余分な糖質が増えることになるので、血糖値が上がりやすくなりリバウンドの原因になります。
しかし、実際はこれら条件を満たしていない酵素ドリンクが多く売られています。
あなたは酵素ダイエットを成功させて痩せたいなら、この選択を誤らないように気を付けて下さいね。
失敗しない酵素ドリンクの選び方は別記事に詳しく書いているので参考にしてみて下さい。
実際にぼくが現在飲んでいる酵素ドリンクも紹介してあります↓↓↓
酵素ドリンク「優光泉」の効果をプロが検証したらダイエット成功できた
酵素ダイエットでは酵素ドリンク選びが重要です。無添加、砂糖不使用、素材が豊富などの条件がありますが、これらを全て満たす商品は少ないです。選び方を間違えると減量失敗やリバウンドの原因になるので、吟味をして
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テレビや雑誌とといったメディアでは間違った情報や、誤解を招くような表現をしていることが非常に多いです。
身体や健康の知識が無いと、効果のない商品を掴んでしまいかねません。
あなたは健康食品を買う時は正しい知識を持って、正しい選択をするようにして下さいね^^
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